風俗おしごとコラム

愛という名の誘惑、風俗店の色恋管理(イロカン)

風俗店の色恋管理・優しさの中身は…愛?仕事?

水商売や風俗業界など女性を扱う商売には、運営側が女性を管理する方法の1つとして色恋管理というものがあります。一般的にはイロカンなどと呼ばれていますが、これは乙女心(惚れた弱み)を利用してお店の都合のいいようにコントロールする方法で、男性スタッフは仕事の一環として自然におこなってきます。

水商売の女性の中には色恋管理されているふりをしながら、逆に男性スタッフを利用して上手く稼いでいる方もいるようですが、ほとんどの女性はこの管理方法を仕事としての関わりではなく、自然な恋愛と勘違いしたまま利用されて苦労している女性が非常に多いのが現状です。

その方法は人によって様々で、付き合いながら管理する人もいれば、体の関係をもちながら付き合わないで管理する人や、体の関係すら持たずに管理する人などがいます。またその中には仕事としての管理ではなく、個人の私利私欲で女性スタッフに手を出す人もいるので、働く女性からすれば色恋管理をされているのかどうかという判断ができなくなるのです。

今回はそんな色恋管理の実態についてまとめてみました。あなたは本当に色恋管理されていない自信がありますか?はたしてそのスタッフの優しさは愛なのか?それとも仕事の一環なのか?この記事で真相が明らかに…

風俗嬢はなぜ色恋管理にはまるのか

それではいったいどんなところに愛という名の5つの罠があるのかを説明していきます。中にはストレートに告白してくるタイプや、個別で食事に誘いお酒を飲ませて酔った勢いで体の関係を作ろうとするタイプもいますが、あくまで働く上での罠をご紹介します。

まだ働いたことがない方も、現在働いている方も、もし共感できる部分があったり同じ体験がある方は、色恋管理されやすい素質があるかもしれません。最後までご覧いただき危険予測としてぜひとも参考にしてください。

1.さりげないボディタッチ

風俗店の男性スタッフは常日頃から多くの女性と関りを持っているので、女性の扱いには慣れています。また普通に話すだけでも一般男性より距離が近い人や、自然と肩に手をそえてきたり、中には頭をなでなでしてくれたり、まるで彼氏のような距離感で関わってくる男性スタッフも多くいます。

するとその関りにあまり慣れていない女性キャストの脳内は錯覚を起こし恋愛感情を抱いてしまうケースがあります。ただこれは不安だらけの女性スタッフに親しみやすい雰囲気を作るための方法であり仕事の一環です。

2.頼りどころがない私の唯一の理解者

風俗のお仕事をしている女性スタッフのほとんどが家族・彼氏・友人などに内緒で働き始める方が多く、仕事での悩みや愚痴、相談などは自然とお店の男性スタッフに集まってきます。

もちろんお店の男性スタッフですから風俗のお仕事を選んだ理由や、仕事の大変さも理解してくれており、何かトラブルが起きたとしても過去の経験から様々な対処法を知っているので、すぐに解決してくれてとっても頼りになります。唯一の理解者が頼れる存在になるのは当然ですが、お店の女性スタッフが困っていてトラブルを解決するのは男性スタッフの仕事の一環であり当然のことです。

3.弱っているときの優しさ

風俗のお仕事は高収入というだけあって決して楽ではありません。時にはお客様に乱暴にされたり、他の女性スタッフとの人間関係が上手くいかなかったり、仕事場だけでなくプライベートで嫌なことが起きることもあるでしょう。ちょっと弱っている状態のあなたの変化にまっ先に気付いてくれて「大丈夫?」と声をかけてくれる男性スタッフ。

そんな時に優しくされるといつも以上に嬉しいはずです。つまり大変な仕事だからこそ弱りやすく、弱りやすい仕事だからこそ優しくされると感情が高ぶってしまうのです。しかし、男性スタッフからすれば表情の変化に気付いて声をかける・優しくするは仕事の一環です。

4.頑張りを褒めてくれる

人は誰でも頑張りを認めてもらえたり、気づいて褒めてもらえると嬉しいものです。特に大変な思いをしているからこそ、接客したお客様が指名で返ってきてくれた時の結果は嬉しいもので、その結果を一緒に喜んでくれた上に褒めてくれると、より一層達成感を感じられます。

するとさらに褒めてもらいたくてもっと頑張るようになり、また結果が伸びれば褒めてもらえるという良いサイクルができます。さらに結果だけでなく服装や髪型の変化などを褒める上級者の男性スタッフもいるので、いつも見てくれているという気持ちになります。ただ褒めて女性スタッフを良い状態にしておくのも男性スタッフの仕事の一環です。

5.何より特別扱いをしてくれる

いつも相談にのってくれたり、気にかけてくれるだけでも特別感を感じる女性スタッフもいますが、個別で食事に行ったり、飲みに行き相談にのってくれるケースも出てきます。そんな時に「〇〇ちゃんだけ特別」なんて言われると誰だって勘違いしてしまうのではないでしょうか?

この「特別」という魔法の言葉は男女関係なく言われた側は嬉しい言葉で、いろいろと期待をしてしまう言葉でもあります。ただ男性スタッフからしてみると一人の女性スタッフと話す時間は特別に設けていますが、他の女性スタッフとも話す時間はあるので自分だけ特別ではありません。あくまで仕事の一環であり特別感を出されているだけです。

恋愛禁止だからこそ成り立つ色恋管理

知っている方も多いとは思いますが、実は女性を売りとしたお店のほとんどは社内恋愛禁止です。客商売で商品に手を出すのは禁止というのは普通に考えてみれば当たり前のことですし、お店によっては社内恋愛が発覚すると罰金や厳しい処罰を受けるお店もあります。

ではなぜ色恋管理という方法ができたのでしょうか?

本来の色恋管理とは付き合うこともなく、体の関係を持つこともなく、仕事上の付き合いで信頼を勝ち取り、人として惚れさせてお店の運営に協力的な人材に教育する管理方法です。しかし、「惚れさせる」には体の関係を持つことや、付き合う方が手っ取り早く信頼関係もできるので、今のように様々なタイプの色恋管理ができたのでしょう。

また社内恋愛は禁止なので他のスタッフにバレると、罰金や処罰を自分も受ける可能性があるので誰にも話せず、同じお店の女性スタッフでも同じように色恋管理されていきます。すると女性スタッフ同士が競い合いをはじめお店の売り上げが上がっていき、男性スタッフの狙い通りというわけです。つまり男性スタッフの優しさは愛ではなく仕事の一環でしかないのです。

また人気がでてくると「店長と付き合ってるから」や「社長の女だから特別に優遇されている」などの噂がお店のスタッフやお客様の間で広まることがありますが、これは色恋管理が周りから見ても本当に付き合っているように見えるというケースと、周りからの嫉みによる嫌がらせというケースがあります。

職場はお金を稼ぐところで恋をするところではない

最後にお伝えしたいことは、風俗店で働くのであれば決して職場恋愛はするべきではありません。なぜここまで言い切るかと言いますと、男性スタッフがまったく色恋管理をする気がない状態でも、女性スタッフがちょっとした優しさを愛と感じ、恋心を抱くと出勤の調整やちょっとしたお願いなどを聞いてしまい、色恋管理されているのと変わらなくなるからです。

ここまで書いてきたように好きになってしまうポイントは多くありますが、あくまで男性スタッフは仕事として優しくしてくれているだけです。色恋管理を得意とする人を好きになってしまえば、そこには多くの苦労がまっています。

実際に色恋管理ではなく真剣に付き合い、お互いお店を辞めたのちに結婚し子供もできたという人もいますが、1度社内恋愛禁止のルールを破った人は他の職場でもルールを破ってしまったり、家庭のルールを守れず浮気に走るなどの傾向があるダメな人なんです。

私の知り合いにも数名お店のスタッフさんとできちゃった後に結婚した人がいますが、未だに夫婦円満な家庭はほとんどありません。だからこそ職場はお金を稼ぎに行く場所で、恋愛する場所ではないということを念頭に置いて働くことをおススメします。さらに色恋管理のないお店で仕事に専念したいという方はGROWUPグループがおススメです。

なぜならGROWUPグループは女性スタッフの教育はもちろんのこと男性スタッフの教育にも力を入れており、勉強会や研修を重ね、より良い職場作りのために日々変化と成長を続けてきた老舗グループだからです。どんな些細なことでもかまいませんのでお気軽にご相談ください。

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