風俗おしごとコラム
あなたは知ってますか?危険なマンションエステの実態!
2012年頃から、大阪ではマンションエステと称するメンズエステが流行りだしました。マンションエステは名前のとおり、マンションの一室でお客様にマッサージの施術を行うお仕事です。
高収入のお仕事を検索してマンションエステが出てきたという経験があったり、友達が実際に働いているという人もいると思います。
では、マンションエステがどんなお仕事か、詳しく知っていますか?なんとなく名前は聞いたことはあっても、実態については知らないという女性がほとんどだと思います。
まず先に一言お伝えしておきます。マンションエステは危険です。
今回は、あまり知られていない危険なマンションエステの実態についてまとめました。働こうか悩んでる女性にこそ、スワイプをおすすめします。
マンションエステってどんなお仕事?
マンションエステが普通のエステと大きく違うのは、仕事内容です。仕事内容にこそ問題があり、危険性が潜んでいるのです。
1.カウンセリング
まずマンションエステでは、女性が利用するエステやアロママッサージ店と同様に、カウンセリングでどの部分がどう疲れているのか、お客様のほぐして欲しい部分を聞いていきます。
ここで早速、普通のマッサージ店とは違う、異様な光景が当たり前のように日常的に繰り広げられています。
普通のマッサージ店では、「肩こりが辛くて…」「腰痛がひどいです」という回答が多くみられますが、マンションエステではあまりみられない回答です。
マンションエステのカウンセリングでは、「下半身が疲れている」「鼠蹊部(そけいぶ)を中心にお願いします」という回答は当たり前で、中にはダイレクトに「股間」と言う人もいたりと、少しでも女性セラピストの手を自分の股間に近づけようと必死な回答ばかりです。
2.シャワー
マンションエステはメンズエステの一種なので、本来であればただマンションで男性にマッサージを施すだけのお仕事です。しかし、実際はただマッサージを施すだけではありません。
カウンセリングが終われば、お客様には軽くシャワーを浴びてもらいます。お店によっては、洗体コースという、お客様と一緒にシャワールームに入ってセラピストが男性の体を洗うコースを設けている場合もあります。
3.マッサージ
シャワーが終われば、いよいよメインであるマッサージに入ります。まずは背面からスタートし、アロマオイルなどを用いてお客様のこりをほぐしていきます。ここまでは普通のマッサージ店と変わりありません。
背面マッサージが終わったその後、お客様が仰向けになってからが問題です。服の中に手を入れようとしてきたり、太ももに触れようとしたり、女性セラピストに少しでも触れようと、あちらこちらからお客様の手が伸びてきます。
体のこりを上手にほぐして欲しいのであれば、本格的なマッサージ店に行った方が確実でしょう。お客様は、女性に触れられたいという思いと、女性の体にあわよくば触れたいという考えから、マンションエステに来店するのです。
この段階で、普通のエステとは違うということはそれとなく伝わっているかもしれませんが、これはあくまでもマンションエステでは普通の、通常の流れです。
問題は、この普通ではない普通からもっとはずれた、悪質なお客様や、悪徳な経営を容認しているお店そのものです。
では、悪徳マンションエステとは、どのようなことを行っているのでしょうか。もう少し深く実態を知るために、マンションエステの扉を開いてみましょう。
違法!悪質マンションエステの裏側
何度も言いますが、マンションエステはあくまでもただのマッサージ店です。多少のセクハラはあったとしても、それ以上のことは…あり得るんです。
1.店側が性的サービスを強要してくる
マンションエステは普通のマッサージ店とうたいながら、風俗同様の性的サービスを女性に強要していたり、黙認しているお店が数多く存在します。
求人の広告内容には「普通のマッサージをするだけ!」と書いてあったのに、いざ面接に行くと「マッサージの最後に抜きもあるから」と説明されることは、めずらしいことではありません。しかし、抜きありのマンションエステは違法です。
もしお店で抜きなどの性的サービスを行うのであれば、お店側が管轄の公安委員会に風営法を届け出る必要があります。
風営法を届け出ていれば、性的サービスを行っても違法行為にはなりません。一部の悪質店を除けば、デリヘルなどの風俗店は必ず風営法を届け出て営業しています。
しかし、マンションエステはそもそも風俗店ではないため、風営法の届け出は行っていません。風俗店ではないので、当たり前といえば当たり前です。
そんなお店で性的サービスを強要しているとなると…そうです。違法行為をお店側が強要しているということです。
2.無許可で営業しているかもしれない
マンションエステは免許の必要もなく、ベッドなど道具さえ揃えれば誰でも開業することができます。しかし、どんなマンションでも開業できるというわけではありません。
マンションのオーナーが「商売OK」としているのであればマンションエステを開業しても問題はありませんが、「商売NG」で住居以外の使用を禁止している場合は、マンションエステに限らずお店を開業することはできません。
また、商売OKに設定しているマンションは。数少ないのが現状です。マンション内を不特定多数の人が出入りすることを快く思う住民は少ないという点と、健全なマッサージ店でも風俗店と疑い嫌がる住民もいるためです。
商売OKのマンションは最寄り駅から遠く離れていたり、築年数がかなり古かったり、仮に駅チカ新築といい条件がそろっていても、家賃が何十万円もしたりと、なかなか希望通りの条件で見つけることは難しいでしょう。
そのため、多くのマンションエステはマンションオーナーに無許可で営業を行っています。商売NGのマンションでマンションエステを開業している場合、賃貸契約違反に該当します。
仮に抜きなどの性的サービスを行っていない健全なお店だったとしても、賃貸契約違反をしていることがマンションオーナーにバレると、退去勧告を余儀なくされ、働いている女性は翌日から無職になるということも十分にありえます。
3.働く女性だけが被害者に!?
マンションエステは完全に個室のため、働くにあたって不安に思う女性も多いと思います。そんな女性を安心させるため、店側は面接時に「男性スタッフが近くに待機していますよ」と言います。しかし、これはまったくの嘘です。近くに男性スタッフは待機していません。
いつ摘発されてもおかしくない無許可営業のマンションエステの場合、マンションオーナーや警察にバレた時、経営者は部屋で行われている施術行為や性的サービスについて、「知らない」を貫き通します。知らなかったことにしなければ強制退居を言い渡され、営業できなくなるからです。
摘発された時には、「そんな行為が行われているのは知らなかった」「ただ彼女に部屋を貸していただけで、何も知らない」と、切り捨てられるのがオチでしょう。
「何も知らない」を貫き通すために、室内の情報を得ない状態、つまり「本当に知らない状態」を作るため、近くで待機なんてしていないのです。
施術中にお客様とトラブルが起きて女性から報告を受けても「その客は出禁にするよ。もっと早く言ってくれたらよかったのに」と、あたかも女性の味方のようなことを言いながら、女性を守る体制なんて最初から用意していないのです。
違法マンションエステの5つの特徴
違法店には、いくつかの特徴があります。その中でも特によく見かけられる5つの特徴についてまとめてみました。
1.店名がコロコロ変わる
マンションエステに限らず、店名がコロコロ変わるお店を見たことがありますか?飲食店やヘアサロンで置き換えて考えてみても、ありえないことだと思います。
そのありえないことを普通に行っているマンションエステが存在します。コロコロ店名を変えるのは、警察の摘発から逃れるためです。
摘発から逃れるために名前を変えているということは、「摘発されては都合が悪い事情があるお店」であるため、高確率で違法店でしょう。
2.固定電話番号の記載がない
お客様から予約を受けるために、ホームページに必ず電話番号を記載していますよね。この番号にも違法店かどうか見分けるポイントがあります。それは、固定電話番号か携帯電話番号かです。
有名チェーン店や、何店舗か経営している健全なお店のほとんどは、掲載している電話番号は固定電話の番号です。(大阪であれば06から始まる番号)
違法店の多くは、固定電話ではなく携帯電話の番号が記載されています。固定電話は回線を引くための工事が必要となるため、もしお店を移転するとなると、少しだけ手間がかかります。
違法店は摘発から逃れるために拠点を異動する可能性もあるため、工事も手間もかからない携帯番号を使用するのです。
3.紙パンツを置いていない
通常、マンションエステではシャワーを終えた男性には紙パンツを履いてもらい、施術を行います。
しかし、違法店ではそもそも紙パンツを取り扱っておらず、お客様は裸で下半身にタオルを巻いただけの、お風呂上り状態ということがよくあります。
紙パンツを履かない=違法行為というわけではありませんが、紙パンツをお店に置いており、お客様が着用するのがメンズエステ界の常識です。
最初から取り扱っていないお店は性的サービスを行っている可能性が高く、違法店である確率も高いというわけです。
4.免責同意書がない
施術前にお店のルールなどが記載されていて、利用者がサインをする箇所がある免責同意書をご存知でしょうか?ネイルサロンやマツエクサロンを利用したことがある女性なら、1度は見たことがあると思います。
健全なマンションエステにも、免責同意書が存在します。内容はお店によって多少異なりますが、大体は
・風俗店ではありません。女性セラピストへのお触りは禁止です
・紙パンツの着用は必須です。着用いただけないお客様には施術をお断りさせていただく場合があります。
・飲酒後の施術は体調不良の原因になるためお断りしております
など、風俗店ではないこと、マッサージをするにあたっての注意事項などが記載されています。
違法店では性的サービスも施術内容に含まれているため、「風俗店ではありません!」と事前に伝える必要も同意してもらう必要もないため、免責同意書がありません。
5.過激なオプションがある
女性が利用するエステ店にも、いくつかオプションがある場合もありますよね。アロマの香りを自分で選択できたり、特定のコースを選択したら限定でヘッドスパがついてきたりと、オプションといっても、いわゆるキャンペーンのようなものばかりです。
マンションエステは、抜きがなければセーフというわけではありません。法律上、性的サービスに該当するのは、抜きだけではないからです。
風営法には第二条に
個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(前号に該当する営業を除く。)
ヌードスタジオその他個室を設け、当該個室において、当該個室に在室する客に、その性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人の姿態又はその映像を見せる興行の用に供する興行場
と記載があります。
つまり、オプションに過激なコスプレや脱衣サービス、密着サービス、洗体サービスなどがあればほぼアウトです。摘発の対象となるでしょう。
それでもマンションエステを選びますか?
いつ摘発されるかわからない、それでもあなたはマンションエステで働きたいと思いますか?マンションエステで働くことは、あなたにとって最良の選択肢なのでしょうか?
お店が摘発されると、閉店となって無職になるだけでなく、警察から事情聴取を受けないといけない可能性もあります。
多くのリスクを背負ってマンションエステで働くのであれば、きちんと届け出を提出している風俗店で働くほうが何倍も安全であることは、言うまでもありません。
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