風俗おしごとコラム

日本人の2人に1人は大豆イソフラボンの効果がない!?その真実とは!

イソフラボンと女性ホルモンの関係

「女性はイソフラボンを摂取すると体にいい」と、どこかで聞いたことはありませんか?
イソフラボンは女性ホルモンの1種であるエストロゲンに似た働きをすると言われており、食品だけでなく化粧水なども販売されるほど、美容に効果があると女性に人気の成分です。

エストロゲンが不足していると、血管疾患、コレステロールの増加、皮膚の色素沈着、乳房が縮むなど、何1つとしていいことがありません。
キレイでいたい・健康でいたい女性はエストロゲン不足は避けるべきでしょう。

エストロゲンの働き

髪の毛をツヤツヤにする
肌荒れ、シミやシワを防ぐ
脳の働きを活発化させる
自律神経を安定させる
骨を丈夫にする
女性らしい体形にする
子宮内膜を厚くし妊娠に備える

エストロゲンは女性に嬉しい働きをいくつもしてくれます。
イソフラボンはこれらの働きをになってくれるだけでなく、イソフラボンの摂取量が多い人ほど、乳がんや脳梗塞・心筋梗塞のリスクが低下すると厚生労働省より発表されています。(参考:厚生労働省HP)
女性が「イソフラボンを摂取するといい」と言われているのはこのためです。

エクオールって知ってますか?

エクオールという成分名をご存知でしょうか?
イソフラボンほど知名度はありませんが、エクオールは別名「スーパーイソフラボン」とも呼ばれ、イソフラボンの摂取にあたって、とても重要な働きをしています。
イソフラボンにはイソフラボン配糖体という、成分の周囲に糖がついているもの・ついていないものの2種類が存在しています。
さらに大豆に含まれているイソフラボンは

・アグリコン型イソフラボン
・グリコシド型イソフラボン

の2種類に分けられます。

アグリコン型イソフラボンは糖がついていないので体内に吸収されやすく、グリコシド型イソフラボンは糖がついており、その糖を分解するため吸収するまでに時間がかかり吸収されにくい、といった特徴があります。

さらにアグリコン型イソフラボンは、

「グリシテイン」「ゲニステイン」「ダイゼイン」

の3種類に分けられます。

このうち、エクオールに変換されるのは「ダイゼイン」なので、イソフラボンの中でも、ダイゼインになるアグリコン型イソフラボンを摂取するといいということです。
アグリコン型イソフラボンは、丸大豆から抽出したイソフラボンよりも、発酵した大豆から抽出したイソフラボンに多く含まれています。
そのため、納豆や味噌、醤油などの発酵食品を摂るようにすると ダイゼインを摂取できます。

エクオールを作れる人と作れない人の違い

ダイゼインが多い大豆製品をたくさん摂取すれば、それだけたくさんエクオールに変換できるのでは?というと、そういうわけではありません。

近年、イソフラボンを摂取しても健康効果には個人差があることが判明しました。
大豆製品などから摂取したイソフラボンは、腸でダイゼインのまま吸収される人と、エクオールに変換される人の2パターンにわかれるのです。
ダイゼインのまま吸収されると、エストロゲンの効果は得られません。
ダイゼインからエクオールに変換されて、ようやくイソフラボンの効果が発揮されます。
大豆製品を食べれば、誰でもイソフラボンの効果が期待できるといった過去の仮説は、まったくの間違いだったということです。

実際にどれくらいの人がエクオールを作れるのかというと、日本人の約50%です。
残りの50%、2人に1人は自分でエクオールを作ることができません。
詳しく見ていくと、年代別でも作れる人の割り合いに差があることが判明しています。
中高年女性は50%、2人に1人がエクオールを作ることができますが、食生活が欧米化しているとされている20代女性は、なんと20%ほどしかエクオールを作ることができません。
若い女性は、5人に1人しかエクオールを作れないということです。

作れる人と作れない人の違いは、「エクオール産生菌」が腸内にいるかどうかです。
エクオール産生菌がダイゼインをエクオールに変換してくれるため、エクオール産生菌がない人は、ダイゼインがエクオールに変換されずに体外に排出されてしまいます。

では、エクオールが作れる人と作れない人の違いはどのようにして生まれるのでしょうか?

エクオールを作れる人の特徴

・日頃から大豆製品をよく食べている
・規則正しい生活
・バランスのいい食生活(食物繊維を摂っている)
・良質な睡眠をとっている

エクオールを作れない人の特徴

・幼少期から大豆製品をほとんど食べない
・欧米化した食事、野菜摂取量が少ない
・便秘
・タバコを吸う

代表的な例としてこれらのことが挙げられますが、当てはまっているからといって、確実にエクオールを作れる・作れないというわけではありません。あくまでも特徴です。
小さい頃から大豆製品を食べて健康的な生活を送っている方の場合、腸内にエクオール産生菌が定着しやすいため、エクオールを作れる人が多いということです。
小さい頃に大豆製品をまったく食べなかったという方は、定着するはずの菌も定着しません。

食生活が深く関係している例として、エクオールを作れる人の割合は東日本に比べ、西日本の方が少ない傾向にあります。
その例として、こちらのランキングをご覧ください。

1位 福島市(福島県)
2位 前橋市(群馬県)
3位 盛岡市(岩手県)
4位 山形市(山形県)
5位 水戸市(茨城県)
6位 青森市(青森県)
7位 宇都宮市(栃木県)
8位 長野市(長野県)
9位 秋田市(秋田県)
10位 甲府市(山梨県)



38位 岡山市(岡山県)
39位 鳥取市(鳥取県)
40位 神戸市(兵庫県)
41位 松山市(愛媛県)
42位 高松市(香川県)
43位 奈良市(奈良県)
44位 徳島市(徳島県)
45位 大阪市(大阪府)
46位 高知市(高知県)
47位 和歌山市(和歌山県)

農林水産省が発表している、納豆の年間消費ランキング(2016年)です。
トップ10は見事に東日本の寒い地域ですが、その一方で、下位には西日本が集中していることがわかります。
このランキングからも見受けられるように、エクオールを作れる人が東日本に比べて西日本の方が少ない傾向にある理由として、「納豆が関係しているのではないか」と考えられています。

現代では西日本でも食べる人が多くなった納豆ですが、昔は西日本人は納豆嫌いとして有名でした。現在でも「関西人は納豆が嫌い」と耳にすることもあるのではないでしょうか?
下位に西日本が集中していることから、納豆を「以前よりも食べるようになった」というだけで、現在でも東日本と西日本の納豆の消費量には大きな差があることは明らかです。
(参考:農林水産省HP

そもそも納豆は、東日本の寒い地域で「冬季でもタンパク質がとれる保存食」として食べられていました。しかし、西日本は東日本に比べ冬季でも比較的気候が暖かく、冬季でも魚など栄養のある食材がとれていたため、わざわざ保存食である納豆を食べなかったことが要因とされています。
地域的に納豆を食べる習慣というものが根付かなかった、ということですね。(諸説あり)

ところが、幼少期に大豆製品を食べていても、エクオールを作れない人がいるのも事実です。

自分がエクオールを作れるか作れないかは、日常生活では明らかにすることはできません。
しかし、自宅にいながら確実にチェックできる方法があります。

エクオール検査キットで調べる

これまでエクオールの検査は研究がメインで費用も3万円~とかなり高額なため、よほどのことがない限り、一般的な検査は行われていませんでした。
ところが2012年、株式会社ヘルスケアシステムズの開発により、自宅で誰でも簡単にできる「ソイチェック」が誕生しました。
キットを購入後、尿を郵送し結果が郵送されるシステムです。郵送のみで窓口に出向く必要もありませんので、日本全国どこにいても検査が可能です。
費用も以前のような3万円という高額ではなく4千円前後で、取り扱いのある薬局または通販で購入が可能です。
自分がエクオールを作れるかどうか気になる!という方は、1度ソイチェックで検査してみてはいかがでしょうか。

エクオールを作れなくても・・・

大人になってから、これまで腸内に存在しなかった菌を新たに定着させることは難しいといわれています。そのことから考えると、エクオールを作れない人がこれからエクオール産生菌を定着させることは難しいでしょう。
ただし、エクオールについての研究はまだ歴史が浅く、エクオールを作れない人がエクオール産生菌を定着させることについての研究結果の発表もありません。
これまでの例から考えると、難しいかもしれないが、可能性はゼロではないということです。
エクオールは注目の成分でありながらも作れない人がいることから、エクオール補給サプリメントも市販されています。
エストロゲンの働きが足りない、エクオールの力を借りたい方は、エクオール補給サプリメントの力を借りましょう!

また、エクオールを作れないからといって、大豆製品を食べても意味がない!というわけではありません。
大豆にはタンパク質・脂質・食物繊維・マグネシウム・亜鉛・カルシウム・カリウム・鉄・ビタミン類が含まれており、コレステロールを正常にする働きや疲労回復、貧血改善など健康への効果は絶大です。
栄養満点で体にとてもいい食材ですので、積極的に大豆製品を摂りましょう。

お仕事をお探しの方はこちら☆

TEL06-6365-0920
Mail:growup6@docomo.ne.jp
LINE:@dvv1356q

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