風俗おしごとコラム
もう我慢しないで!ツライ生理痛を和らげる5つの方法
月に1度、私達のスケジュールなんてお構いなしでやってくる生理。
女性に生まれたら、閉経までは毎月1週間はツライ思いをしないといけない運命にあります。温泉やプールに入れない、白い洋服を着られない、なんだか体が重いなど、ツライことの方が多いものです。
その中でも、最も生理がツライ原因と言っても過言ではない「生理痛」に悩まされている女性は8割にものぼると言われています。人によって個人差はあるものの、毎月毎月1週間もツライ・痛い思いをしている女性がほとんどということです。
風邪などと違い、ウイルスを撃退すれば完治するものではありませんが、生理痛はできることならば和らげたいですよね。
私達を襲う生理痛は一体どのようにして起こるのでしょうか?
生理痛のメカニズム
生理痛を引き起こすには、いくつかの原因がありました。
1.プロスタグランジン
プロスタグランジンを知っている、という方のほうが少ないのではないかと思うほどあまり知られていない言葉ですが、プロスタグランジンとはホルモンの1種です。
プロスタグランジンは子宮を収縮させ、剥がれ落ちた子宮内膜を血液と一緒に経血として体外に出す働きをします。プロスタグランジンの分泌量が多いほど子宮を収縮させる力がかかるため、生理痛がひどくなります。腰や下腹部の痛みの原因となります。
2.体の冷え
体が冷えると血の巡りが悪くなるので、通常では経血と一緒に体外に出るはずのプロスタグランジンが体外に出ず、体内に停滞して生痛がひどくなります。
また、プロスタグランジンそのものが子宮を収縮させる際に血管も収縮させるため、生理中は血の巡りが悪くなって冷えるという悪循環が起こります。
3.ストレス
ストレスがたまると体が冷え、血の巡りが悪くなります。そうすると経血を出す際、子宮の収縮が強まるため生理痛がひどくなります。
また、強いストレスは自律神経を乱すため、乱れた神経によって血流や女性ホルモンのバランスも乱れます。女性ホルモンの乱れも生理痛につながるため、ストレスは生理痛をひどくさせるということです。
社会人になってから生理痛がひどくなったという人は、環境の変化や仕事でのストレスが原因かもしれません。
4.子宮口のサイズ
子宮のサイズは平均的にニワトリの卵くらいとされており、そこからしぼり出すように経血が排出されます。この経血が排出される「子宮口」のサイズは人によって差があり、子宮口が狭いほど生理痛はひどくなります。
子宮口が狭いほどスムーズに経血が排出されず、経血を出すために子宮の強い収縮が必要となり、その際に痛みが発生します。
5.病気
あまりにも生理痛がひどい方は、ただの生理痛ではないかもしれません。
5-1.子宮内膜症
子宮内膜症とは、名前の通り「子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜」が、卵巣や腹膜など子宮の外側で成長してしまう病気です。
本来はがれ落ちた子宮内膜は経血と一緒に体外に排出されますが、子宮の外側で成長した子宮内膜は、はがれ落ちても体外に排出されず体内に蓄積され、その結果炎症を起こします。
子宮内膜症の場合は生理に関係なく患部は炎症しています。もし生理中でない時に下腹部に違和感や痛みがある場合は要注意です。セックスの際に膣の奥が痛いという方も要注意。子宮と直腸の間に内膜が蓄積されている場合、セックスで患部が刺激され痛みます。
命に関わる病気ではありませんが、不妊の原因となる病気です。
5-2.子宮腺筋症
子宮腺筋症は、子宮内の筋層に子宮内膜に似た組織ができ、子宮全体が大きく硬くなってしまう病気です。子宮内膜症の場合は子宮の外にできますが、子宮腺筋症は子宮の中にできてしまうという違いがあります。
生理痛は子宮内膜症よりもひどく、経血量の増加や息切れ、貧血、倦怠感など痛み以外にも深刻な症状が表れます。
治療法は投薬もしくは手術の2通りです。投薬の場合は閉経状態にして症状を改善させるため、更年期などの副作用が表れることから長期投薬は難しく、半年ほどしか投薬できません。
手術の場合は腫瘍のみを切り取る手術か、子宮ごと取り除いてしまう手術の2パターンがあります。腫瘍のみを取り除く手術の場合は子宮を残すことはできますが、出血量が多いというデメリットもあります。
子宮ごと取り除く場合は、再発の心配や手術では取り除きにくい小さな腫瘍なども取り除くので安心できますが、子供を産むことができなくなります。
手術するのであれば、どちらにするかよく考える必要があります。
5-3.子宮筋腫
子宮筋腫は、良性の腫瘍を意味します。大きさは様々で、4人に1人は子宮筋腫があると言われています。
4人に1人なら、自分や家族、友人がかかっていてもおかしくありませんが、子宮筋腫は日常であまり耳にしないですよね。
その理由として、子宮筋腫は小さなものの場合、ほとんどの人が自覚症状がないということが考えられます。
特に症状がない場合もありますが、子宮筋腫が大きくなるにつれ生理痛はひどくなり、貧血、めまい、息切れ、倦怠感をともないます。
時には数kgにまで大きくなることもあり、内臓を圧迫し、生理痛とは別の腹痛や排便、排尿にも支障をきたす場合があります。
生理痛を和らげる方法
1.体を冷やさないようにする
体の冷えは血の巡りを悪くするため、生理痛がひどくなる原因の1つです。生理中は冷たい飲み物は避けて温かい飲み物を飲み、気温やエアコンの関係で外的に冷えるようであれば、ブランケットやカイロなどで温めるなどして、対策をとりましょう。
2.ストレスをためないようにする
ストレスは生理痛だけでなく、吹き出物や食欲不振など、キレイでいたい女性の大敵です。
ストレスが全くない環境なんてありませんよね。
美味しいご飯を食べる、好きな音楽を聴く、ゆっくりとお風呂に入るなど、簡単なことで構いません。日常ですぐに取り入れられることからストレスを発散していきましょう。
3.バランスのいい食生活を心がける
「風邪は万病のもと」ということわざがありますが、栄養不足も万病のもとです。
栄養が足りていないとイライラしてストレスを感じやすくなって生理痛がひどくなったり、鉄分不足によって血流が悪くなって生理痛がひどくなったりと、生理痛をひどくさせる要因だらけです。
コンビニ弁当やカップラーメンではなく、栄養のある物を食べるようにしましょう。
4.規則正しい生活を送る
不規則な生活を送っていると、自律神経や女性ホルモンが乱れ、生理痛に影響を及ぼします。自律神経が乱れることによって血流が悪くなり、女性ホルモンも減少して生理痛がひどくなります。3食きちんと食べ、夜更かしは控えて早く眠るなど、規則正しい生活を心がけましょう。
5.鎮痛薬を飲む
体を温めてストレスを発散して栄養を摂って規則正しい生活をして…どれだけ対策をしても全然生理痛がおさまらない!という方も少なくはないと思います。
薬にはあまり頼りたくないという人も、無理せず時には頼りましょう。
鎮痛剤は本来あまり胃に優しいものではありませんが、生理痛や頭痛で悩む方が増加していることから、各社から胃に優しい成分の鎮痛剤や、生理痛に特化した鎮痛剤が発売されています。症状がひどい場合は、鎮痛剤で和らげましょう。
まとめ
現在では「生理休暇」という言葉も少しずつ浸透するようになりました。「生理がひどく勤務が困難と判断した女性が休暇を申請した場合、就業させてはいけない」という労働基準法第68条の制度です。
生理痛を和らげる方法は自分でできるものがほとんどです。ツライツライと思うだけでなく、自分で和らげてあげましょう。生理痛で悩んでいるのはあなただけではありません。
しかし、どれだけ改善する努力をしても、ツライ場合はもちろんあります。ツライ生理痛で苦しい時は、自分をいたわってあげましょう。
そして、あまりにもひどい場合は鎮痛剤などで済ませず、早めに医療機関で受診しましょう。もしも病気だった場合、早期発見が早期治癒のカギとなります。
自分と一生付き合っていく体です。自分自身で大切に取り扱ってあげましょう。
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