風俗おしごとコラム
女性を悩ませるデリケートゾーンのかゆみの原因と4つの対処法・6つの予防法
「なんかムズムズするような・・・。」「かゆい!でもかけない!」こんな経験をしたことありませんか?
女性のデリケートゾーン、夏は汗が原因で、冬は暖房やタイツ・保湿インナーなどが原因で蒸れてしまいますよね。それに加えて、どれだけケアをしても毎月やってくる生理の経血・ナプキンの蒸れからはなかなか逃れられません。
こうした蒸れなどが原因のデリケートゾーンのかゆみは、1年を通して多くの女性を苦しめています。デリケートゾーンという場所が場所なだけに、大きな声で話せませんし、誰かに相談するのも難しいですよね。
わずらわしいデリケートゾーンのかゆみは、どのようにして起こるのでしょうか?
デリケートゾーンのかゆみの原因
デリケートゾーンのかゆみの原因は、大きく2つの症状にわけられます。
原因1.かぶれ
かぶれは最も身近なかゆみの原因No.1です。
かぶれの正式名称は「接触皮膚炎」で、かゆみをともなう湿疹ができてしまう状態のことを意味します。なんらかの物質が皮膚に接触することにより、刺激やアレルギー反応を起こしてしまうことが原因です。ひどい場合は腫れたり、水疱ができてしまいます。
かぶれの原因となるなんらかの物質とは、通常の皮膚であれば化粧品、ヘアケア用品、指輪や腕時計などの金属、香水、衣類、洗剤・柔軟剤、医薬品、植物、動物など、私達の生活の中にあふれています。
デリケートゾーンの原因となれば、おりものシートやナプキン、タンポンのひもの接触、経血による蒸れ、化学繊維の下着による摩擦、汗による蒸れなどが考えられます。
原因2.感染症
かゆみの原因は、かぶれだけではありません。感染症が原因になる場合もあります。
感染症がかゆみの原因となれば、放置していると治らないどころか、どんどん悪化ししてしまうかもしれません。
2-1.膣トリコモナス症
トリコモナスという0.1mmくらいの大きさの原虫が膣や子宮頸管に寄生し、炎症が起こります。
激しいかゆみや外陰部のただれ、排尿時のヒリヒリなど、かゆみと痛みをともないます。
性病=性交渉で感染するものと思っている人も多いですが、そうではありません。
膣トリコモナス症はタオルなどの衣類や浴槽などからも感染するため、性交渉経験がない人も感染します。
●おりもの
泡状で悪臭、褐色または黄緑色
●感染経路
性交渉、シーツやタオル、便座、浴槽
2-2.性器カンジダ症
カンジダという真菌(カビ)が膣または外陰部に感染して発症します。
カンジダ自体は元々膣内に存在しているため、性交渉経験が1度もない人が発症することもあります。
通常であれば膣内に存在しても問題はありませんが、免疫力の低下などで異常に増殖してしまった場合に発症します。
●おりもの
白いヨーグルト、カッテージチーズ、酒かすのような状態
●感染経路
自己感染(疲労、ストレス、抗生物質・ピルの服用、妊娠など)、性交渉、シーツやタオル
2-3.性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスというウイルスが性器に感染して発症します。
外陰部や膣に赤いブツブツや水ぶくれ、ただれができ、かゆみまたは強い痛みをともないます。
性器ヘルペスは1度感染すると仙骨神経節(せんこつしんけいせつ)という腰あたりの神経細胞にウイルスが住みついてしまうため、ウイルスが死滅することはありません。
普段は特に症状が現れることはありませんが、刺激などが原因で再発を繰り返します。
●おりもの
変化なし
●感染経路
性交渉、シーツやタオル、便座
2-4.性器クラミジア
性器クラミジアは18~19歳の女性の10人に3人は感染しているという報告があるほど、日本で最も多い性感染症です。
女性はほとんど症状はありませんが、男性はかゆみや排尿時の不快感があります。
パートナーがそのような症状を訴えていたら、あなたも自覚症状がないだけで感染している恐れがあります。
●おりもの
黄色い、量が増える
●感染経路
性交渉
2-5.ケジラミ症
アンダーへア(陰毛)にシラミの1種、吸血性昆虫であるケジラミが感染して発症します。
感染すると外陰部が激しいかゆみに襲われ、アンダーへアの根本にフケのようなものが見られます。
●おりもの
変化なし
●感染経路
性交渉、シーツやタオル、浴槽
2-6.いんきんたむし
白癬菌(はくせんきん)という真菌による感染症を発症します。外陰部に小さなブツブツや水ぶくれができ、強いかゆみをともないます。
実はこの菌、足に感染するとみなさんもよくご存知の「水虫」になります。水虫といえばかゆみが強く治りにくいことで知られていますが、性器も同様で、治るまでに時間がかかります。
人間のみでなくペットの毛に感染する場合もあり、感染したペットに触れることで感染することもあります。
●おりもの
変化なし
●感染経路
性交渉、シーツやタオル、浴槽、ペット
デリケートゾーンのかゆみに4つの対処法
デリケートゾーンのかゆみは自然に治るものもありますが、中には放置すればするほど症状がひどくなる場合もあります。早急に対処しましょう。
セルフケア
軽いかぶれの場合、原因となる物(通気性の悪い下着、アンダーへアなど)と接触することを避けましょう。毛質が硬く当たるとチクチクして痛いから、通気性がよくなるからという理由から、ブラジリアンワックスをする女性も増えています。
外陰部の炎症も、軽いものであればドラッグストアで販売されている、フェミニーナ軟膏のような市販のデリケート用外用薬で治療できる場合もあります。
外用薬は治すだけでなくかゆみを抑える働きもあるため、外用薬を塗ったあとは通気性のいい下着を着用し、治るのを待ちましょう。
性器カンジダの再発やいんきんたむしの場合も、専用の市販薬があります。病院に行く時間がない、今すぐに対処したいという方は、1度市販薬を試してみるのもいいでしょう。
●ブラジリアンワックスについて詳しくはこちら●
今さら人に聞けない…ブラジリアンワックス脱毛ってなに?
医療機関での受診
市販薬を使用する手もありますが、基本的には医療機関での受診をオススメします。
自己判断が間違っていた場合、その分だけ悪化する時間が長くなり、治るのにも時間がかかってしまうかもしれません。
強いかゆみやただれ、水疱・潰瘍がある、おりものに異変がある、市販薬を使用しても改善されないのであれば、早急に医療機関にて受診しましょう。
デリケートゾーンに関するトラブルは、基本的には婦人科もしくは産婦人科で診察してもらうことが可能です。
受診するのが恥ずかしいという方は、女性医師が常在している、または女性医師しかいない婦人科・産婦人科を検索して受診するといいでしょう。
正しい知識でかゆみとバイバイ!デリケートゾーンのかゆみの6つの予防法
1.セクシーな下着もいいけど・・・素材に要注意!
下着は毎日着用するため、デリケートゾーンのかゆみ予防の要となります。
サテン素材やレースも可愛いですが、肌に刺激を与えてかゆみの原因となったり、通気性が悪く蒸れてかゆみの原因となってしまうかもしれません。
通気性のいいコットン(綿)素材のショーツを着用しましょう。
おりもので汚れてしまうと通気性が悪くなりかぶれ、かゆみの原因となるので、ショーツを履き替えるか、おりものシートを使用し、こまめに取り替えるようにしましょう。
2.タイトな服は女性らしくて素敵!でも気をつけて!
タイトスカートやスキニーデニムは、誰もが1つは持っているのではないかというくらい、ファッションの定番アイテムです。しかし、タイトな服も要注意です。
デリケートゾーンを圧迫することによって、蒸れたり、ショーツとの摩擦が強くなりかぶれてかゆみの原因となります。できるだけ着用は避けた方が無難でしょう。
3.洗えば洗うほど清潔♪ではありません
デリケートゾーンを清潔にすることは、もちろん大切です。ただし、デリケートゾーンの洗いすぎやゴシゴシ洗いは逆効果です。
膣内には善玉菌(良い働きをする菌)と悪玉菌(増えると悪い働きをする菌)の2種類の常在菌が存在します。
必要以上に洗浄してしまうと、悪玉菌と戦ってくれる味方である善玉菌を殺してしまい、悪玉菌の繁殖を防ぐことができなくなってしまいます。
ボディソープや石鹸は洗浄力が強く、デリケートゾーンの洗浄には向いていません。デリケートゾーン専用ソープを使用し、優しく洗いましょう。
日中にデリケートゾーンが気になる場合は、ウォシュレットやデリケートゾーン専用のふき取りシートが販売されていますので、気になる部分をふき取りましょう。
●デリケートゾーンのケアについて詳しくはこちら●
風俗嬢なら絶対に知っておくべきデリケートゾーンのケア方法6選
4.このナプキンまだまだ使える!・・・本当ですか?
生理中に使用するナプキンは、つけてから時間が経ったにも関わらず「あれ?思ったより血が出てない・・・」という時もありますよね。
「血が出ていないから、まだまだ替えなくて大丈夫」・・・本当にそうでしょうか?
ナプキンはデリケートゾーンを覆っているため、非常に蒸れやすくなっています。
同じナプキンの長時間使用はかぶれ、かゆみの原因となり、細菌も繁殖しやすくなっており不衛生です。
ナプキンは経血の量に関わらず、こまめに取り替えましょう。
5.避妊だけじゃない!感染症予防もしてくれる大切なアイテム
性感染症を防ぐには、コンドームを使用しましょう。
タオルや便座、大浴場の浴槽などから感染してしまう場合は事故のようなものなのでどうしようもありませんが、性交渉での感染症はコンドームで予防できます。
パートナーがいる人が感染してしまった場合は、パートナーと一緒に受診しましょう。
どちらかが感染し完治していない状態で性交渉をしてしまうと、移し合いになり全く完治しません。
6.セックスしてないし清潔にしてるから大丈夫・・・ではないかも?
自己感染の場合は、清潔にしていても、性交渉をしていなくても、ストレスや疲れを溜めこんでいると免疫力が低下して病原体が増殖し感染します。
また、免疫力が低下した体は弱っている状態ですので、少しの刺激にも敏感になり、いつも以上にかぶれてかゆくなってしまうこともあります。
とにかく自分をいたわってあげてください。ストレスや睡眠不足が原因であれば、ストレスを上手に発散し、睡眠をとりましょう。
睡眠は感染症の予防だけでなく、皮膚の再生にも大きく関わっています。しっかりとした睡眠は皮膚の新陳代謝を促進するため、炎症してかゆみをおびた皮膚を健康な皮膚に戻してくれるのです。
まとめ
人に相談できずに抱え込んでしまっている人が多くいるデリケートゾーンのかゆみ。
デリケートゾーンがムズムズすると、授業や仕事に集中できず1日中ツライものです。
かゆみを感じたら、まずは何が原因なのかを確認しましょう。どんな時にかゆみを感じるのか、おりものに変化はないか、症状を知ることが改善への第一歩です。
少しでも早く対処をして、快適な日々を送れるようにしましょう。
お仕事をお探しの方はこちら☆
TEL:06-6365-0920
MAIL:growup6@docomo.ne.jp
LINE:@dvv1356q