風俗おしごとコラム

日本古来のスーパーフード「納豆」が健康的にダイエットできる秘密

みなさんは納豆好きですか?独特なニオイにネバネバ…納豆が嫌いという関西の人は多いですよね。筆者は関西人ですが、納豆が大好きです。

納豆は栄養素が多くて体にいい…ということは知っていても、具体的に体の何に対していいのかは知らないという方は多いのではないでしょうか。

実は納豆はたくさんの栄養素があって体にいいだけではなく、ダイエット効果もあるんです。納豆が好きな方も嫌いな方も、納豆が「スーパーフード」と言われる秘密を見ていきましょう。そして嫌いな方はこの機会にぜひ、納豆に興味を持ってくださいね!

「日本古来のスーパーフード!」納豆の栄養素

市販されている納豆1パック(約50g)にどれくらいの栄養素が詰まっているのかを知っていますか?

納豆に含まれる栄養素

1.たんぱく質

実は人体の15%~20%はたんぱく質でできています。人体の60%~70%は水分でできていますが、その次に体内を占めている成分がたんぱく質です。たんぱく質は炭水化物、脂質と並んで「3大栄養素」と呼ばれるほど人間において大切な栄養素です。筋肉や骨、内臓、髪など人体を構成する部分のほとんどはたんぱく質によって構成されています。たんぱく質がなければ、人は生きていくことはできません。

たんぱく質は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質に分けられます。動物性たんぱく質は肉や魚など動物から摂取できるものを指します。反対に植物性たんぱく質は、植物に含まれるたんぱく質を指します。つまり、納豆は植物性たんぱく質ということです。

たんぱく質について詳しくはコチラ⇒プロテインはマッチョだけの物じゃない!女性にも嬉しいその効果とは?

2.ビタミンB2

水に溶けやすい「水溶性ビタミン」で、リボフラビンとも呼ばれています。皮膚や粘膜を健康な状態に保つだけでなく、脂質の代謝を促し生活習慣病の予防に効果があります。

ビタミンB2は光やアルカリに弱いため、ビタミンB2を多く含む食品は遮光する必要があります。栄養ドリンクのビンが茶色いのは、ビタミンB2が含まれているからです。

3.カリウム

ナトリウム(食塩)とバランスをとりながら、心臓や筋肉の活動を調整したり、ナトリウムの排泄を促し血圧の上昇を抑えます。

カリウムの摂取量を増やすことにより、血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加などの効果があります。不足すると脱力感や神経過敏(イライラ)などを引き起こすだけでなく、不整脈や腎障害を引き起こします。

4.マグネシウム

約6割が骨や歯に含まれており、骨や歯の形成に必要な栄養素です。他には体温や血圧を調節したり、体内の様々な酵素を活性化させエネルギーを作り出します。

エネルギーの代謝を助けて、動脈硬化を防ぐ効果もあります。

5.鉄分

ヘモグロビンの成分となる鉄分ですが、筋肉の赤色色素ミオグロビンの成分でもあります。呼吸で取り込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体すみずみに運ぶ役割があります。

一方ヘモグロビンが少なくなると、酸素を十分に運べず酸素不足になります。酸素不足になることにより、頭痛や疲労の原因となります。女性の場合は月経がありますので鉄分不足になりやすく、積極的に摂取する必要があります。

6.食物繊維

人間の消化酵素で分解されない成分の総称が食物繊維で、難消化性多糖類とも呼ばれます。食物繊維は不溶性と水溶性の2種に分類されます。

消化器官を刺激し運動を活発化させたり、腸内の善玉菌、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整える働きがあるので、便秘の改善や内臓脂肪の減少などの効果があります。ダイエット中の人は食物繊維を積極的に摂取しましょう。

乳酸菌について詳しくはコチラ⇒お腹を整えるだけじゃない!乳酸菌の驚くべきパワーとは

7.ビタミンE

抗酸化作用があり、体の老化を抑制する働きがあります。不妊症や生理不順、更年期障害など婦人科系特有の病気に有効です。

コレステロールを減らし血行をよくする効果がありますので、生活習慣病が気になる人にもピッタリです。

8.カルシウム

カリウムと同じく、骨や歯などをつくっている栄養素で、体重の1割~2割を占めています。たくさん摂取をしても吸収できるカルシウム量は限られているので、日ごろから摂取することが大切です。

他にも体液、血液の正常な状態を維持したり、神経の機能や筋肉の収縮を正常に保つなど様々な効果があります。

9.ビタミンB6

たんぱく質の代謝に必要な水溶性のビタミンで、体内の腸内細菌でも作ることができます。

筋トレやダイエットをしている人の多くはたんぱく質を積極的に摂取しますが、たんぱく質だけを多く摂取してもあまり意味がありません。ビタミンB6は酵素の働きを助ける補酵素としてアミノ酸の代謝を助けています。たんぱく質はアミノ酸が多数結合し構成されているので、たんぱく質を多く摂取すればするほど、アミノ酸の補酵素ビタミンB6もともに必要になります。たんぱく質を多く摂取する時には、ビタミンB6も多く摂取するようにしましょう。

そして忘れてはいけない成分があります。それは「ナットウキナーゼ」です。

ナットウキナーゼとは

大豆を納豆菌で発酵させることにより生まれる酵素で、元々大豆に含まれているわけではありません。納豆だけに含まれている栄養素です。

納豆は食品の中で唯一、血栓を溶かす力を持っています。血栓とは血管の中で血液がかたまりになったものです。人は怪我をしたときや血管が破れたときに、血小板を凝固し血栓をつくります。その血栓は傷跡がなおれば自然に消滅するものです。

しかし、なんらかの原因で血栓が消滅せず残ってしまうと大問題です。血管の中で血栓がつまる病気が「血栓症」です。原因は生活習慣や喫煙、ストレスなど様々ですが、血栓症は脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす死に至る病気です。

ナットウキナーゼは血栓と溶かす力を持っていますので、血栓症の予防に効果的です。

あの1パックにこんなにも栄養があったなんてびっくりですよね!次は納豆がなぜダイエットにも効果的なのかを見ていきましょう。

ダイエット中のあなたに朗報です!納豆ダイエット

昔、某健康番組が納豆ダイエットを取り上げ、スーパーから納豆が消えた!と話題になりましたが、実は出演していた大学教授のコメントが嘘だったり、実験データが嘘だったり、ビフォーアフターの写真が違う人だったり…ガセネタばっかり!と大きな問題になりました。

しかし、これだけは言わせてください。納豆はダイエットを助けてくれる強い味方なんです。

納豆がダイエットにいい理由

1.新陳代謝が高まる

先ほど説明したナットウキナーゼですが、ナットウキナーゼは血栓を溶かす力を持っているので血液をサラサラに保ってくれる効果があります。血液がサラサラになることにより、血流がよくなり、新陳代謝を高めることができます。新陳代謝が高まることにより、基礎代謝が上がり痩せやすい体をつくることができます。

2.大豆イソフラボンが摂取できる

大豆には女性ホルモンのエストロゲンに似た栄養素、大豆イソフラボンが含まれています。ダイエット中はストレスが溜まりやすく、女性ホルモンの分泌を低下させます。女性ホルモンが低下することにより悪玉コレステロールが増加し、中性脂肪が増加してしまいます。

女性ホルモンに似ている大豆イソフラボンを摂取することにより、ホルモンバランスが整い中性脂肪を作りにくい状態を保つことができます。

イソフラボンについて詳しくはコチラ⇒イソフラボンからエクオールを作れない人がいるって知ってましたか?

3.カルシウムが脂肪を吸収してくれる

カルシウムといえば、骨や歯に大切な成分でしょ?と思うかもしれませんが、実は近年ダイエット効果もあると話題になっています。運動の有無に関係なく、カルシウムの摂取量が多い人の方が体重が減少しやすいという研究結果も発表されています。

なぜカルシウムがダイエットに効果があるかというと、腸内にある胆汁酸という脂肪を吸収する成分は、カルシウムと結合することにより働きを止めます。しかしカルシウムが不足すると胆汁酸の働きを抑制できなくなり、脂肪を吸収しやすくなってしまいます。

勘違いしてはいけないのは、納豆を食べることで痩せるわけでなく、納豆を食べることによりダイエット中に不足しがちな栄養素を補ってくれるということです。

食べる時間にコツがある!?

納豆といえば朝ごはんというイメージがあると思いますが、実は納豆は夜に食べるのがおススメなんです。

納豆は血液をサラサラにする効果があるとご説明しましたが、納豆に含まれているナットウキナーゼや鉄分などの栄養素は、血液のめぐりに働きかけます。納豆の栄養が効果を発揮するのは食後8時間~12時間程と言われています。ですので、血流が滞りやすい就寝中を狙って夜ごはんに納豆を摂取する方がいいのです!

しかし夜に食べないとムダになるということではありません。納豆は食べる時間により効果も変わってきます。

朝食べるとたんぱく質が体内で熱を作るので、体温が上昇し、代謝が上がりやすくなります。冷え性の防止にも効果があります。納豆=朝ごはんというイメージがある人は、朝ごはんで摂取しても問題はありません。

食べる量に気を付けて!

体にもよくて、ダイエットにも効果があるなら何個でも食べよう!という安易な考えは要注意です。納豆は食べ過ぎてもよくありません。

納豆にはプリン体という尿酸値を上げる成分が含まれています。プリン体の摂取は1日400mgまでとされており、上限を超え続けるとみなさんよくご存知の痛風を引き起こします。

納豆100gにつき、プリン体は113g含まています。納豆1パックは約50gですので、1パックに50gほどのプリン体が含まれています。プリン体は納豆だけでなく、レバーや白子、干物、もちろんアルコールなど様々な食材に含まれています。そのことを考えて摂取する必要もあります。

プリン体だけではなく、納豆に微量に含まれているセレンという元素は過剰に摂取すると嘔吐などの中毒症状を引き起こす可能性もあります。納豆は多くても1日4パック、理想は1~2パックです。

納豆を食べて健康的なダイエットを始めよう!

納豆は栄養素がたくさん含まれているだけでなく、ダイエットにも効果抜群ということは分かっていただけましたか?納豆嫌いの人からすれば、それでも食べられない…と思うかもしれませんが、騙されたと思って1度食べてみてくださいね。

今まで流行りのダイエットに取り組んでは失敗してきたあなたも、納豆ダイエットを始めてみませんか?痩せると噂の高価な食材や、めんどくさい仕込みもいりません。3つ入りで100円、1日およそ30円でできる健康的なダイエットであなたもキレイで健康的な体を手に入れましょう。

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