日本では、3人に1人の女性が結婚をしたら仕事を辞めて、夫や子供の世話や家の用事に専念する「専業主婦」として結婚生活を送りたいと考えています。
しかし、実際に専業主婦として生活をしている女性は年々減少しているのが現実です。
1980年代では、専業主婦は66％と圧倒的に多く、共働き世帯はほとんどいませんでした。
それから時代が進むとともに共働き世帯が増加し、1995年頃には専業主婦と共働きの割合が逆転しました。それ以降、共働きは増加を、専業主婦は減少する一方です。
共働きが多い現代の日本での専業主婦の割合は35％と、1980年代からすると約半数にまで減少しています。（参考：労働政策研究・研修機構）

4割以下しかいない専業主婦になるためには、どうすればいいのでしょうか？専業主婦になるにあたって1番気になるのは、お金の問題ですよね。
専業主婦になるために、夫の収入はいくらあればなれるのか、貯金がいくらあれば安心なのか、必要な知識と懸念されるお金の問題をあわせてみていきましょう。

専業主婦になるために必要な夫の収入

専業主婦になるということは、生活のすべてを夫の収入のみで切り盛りしていくということです。専業主婦になるために必要な夫の収入は、環境で大きく変動します。
子どもがいない家庭の場合は2人分の生活費のみですが、子どもがいる場合、1人ごとに生活費がプラスされるため、必要な収入額は子どもの人数に応じて上がっていきます。
どれくらいの違いがあるのか、一般的な平均額で比較してみました。

子どもがいない家庭

子どもがいない家庭は、子どもがいる家庭と比べると、専業主婦へのハードルはグッと下がります。
2人で生活をするにあたって必要な生活費は、項目としては1人暮らしをしていた時と変わりはありません。

●家賃・・・50,000円
●光熱費・・・16,700円
●食費・・・39,000円
●生活用品・・・8,300円
●医療費（保険料）・・・7,700円
●交通費・・・33,800円
●通信費・・・20,000円
●お小遣い（夫）・・・30,000円
●お小遣い（妻）5,000円
●その他雑費・・・2,000円

計　　215,500円

最低でも月に22万円は必要ということになります。貯金や車のローン購入などを考えると、世帯収入は年間で450万円～500万円あれば十分に暮らしていけるでしょう。
月収37万円以上の男性と結婚すれば、専業主婦になるのは難しくはないということです。

子どもがいる家庭

子どもがいる家庭の場合、もちろん上記のような夫婦分の生活費だけでは生活できません。食費や養育費などがプラスされますので、必要な収入は大幅に上がります。

●家賃・・・60,000円
●光熱費・・・20,000円
●食費・・・50,000円
●生活用品・・・10,000円
●医療費（保険料）・・・9,000円
●交通費・・・40,000円
●通信費・・・25,000円
●教育費・・・8,000円
●お小遣い（夫）・・・30,000円
●お小遣い（妻）・・・5,000円
●その他雑費・・・3,000円

計　260,000円

子どもが1人増えるだけで、月々の出費は約4万5千円アップします。世帯収入は年間で500万円～550万円あれば十分に暮らしていけますね。
子どもは成長するにつれ、養育費はどんどんアップします。月収41万円以上の男性と結婚すれば、専業主婦になっても安心できるでしょう。

子育てにかかる費用について詳しくはこちら→風俗バイトで！？子育て費用を稼いで賢く貯金しよう！

専業主婦になる前に貯金すべき？どうして貯金が必要なの？

専業主婦になるということは、夫の収入のみで生活をしていくということですよね。
考えたくはないかもしれませんが、もしも夫婦仲が上手くいかなくなり、ある日突然離婚を切り出されたとしたら、どうでしょうか？
専業主婦だった年数が長ければ長いほど、自分で稼いだ収入はゼロということです。
つまり、離婚を切り出されたアナタは、その翌日から路頭に迷う可能性がゼロではないということです。
離婚には財産分与や慰謝料、養育費などのお金のやり取りがありますが、離婚の理由や相手によっては、それらの支払いが見込めない可能性も十分にあります。仮に裁判を起こそうにも、お金がなくてそれすらできないかもしれません。
「自分で稼がないと！」と急に社会復帰しようとしても、履歴書に数年間の空白期間がある人と、新卒の大学生や、バリバリとその道で働いていた人の転職希望ならば、会社はどちらを選ぶでしょうか？
即戦力を求める会社がほとんどですので、数年間働いていない人を雇う気にはなかなかならないものです。

離婚の費用について詳しくはこちら→離婚の費用や手続きは？離婚前に確認しておくべき7つのこと

心配なのは離婚問題だけではありません。夫婦仲は変わらず上手くいっていたとします。
そんなある日、夫が事故や事件に巻き込まれて、しばらく働けなくなったとしたら、どうでしょうか？
毎月当たり前にあると思っていた収入が突然ゼロになるのです。保険料で入院費や治療費はまかなえるかもしれませんが、生活レベルをかなり落とすことになるかもしれません。

離婚問題もなく、夫が健全にお仕事を続けてくれたとしたら、その先に2人を待っているのは「老後生活」です。定年退職をし、生涯の幕を閉じるまでは15年以上あるでしょう。
その間、貰えるのか貰えないのかわからない、雲をつかむような年金だけで生活するのは不安が募ります。いつ介護が必要になるかわかりませんし、どんな病気を発症するかもわかりません。
生活費の他に2人分の介護費用、葬式費用が必要となりますので、老後に向けて最低でも3000万円の貯金が必要となります。

専業主婦になるのであれば、そんな時のために結婚前にしっかりと稼いで、「もしもの時のお金」、「老後の生活費」を貯金しておく必要があるということです。

結婚前に貯金をするなら！？オススメの方法があります

結婚をするということは、自分だけの人生ではなくなるということです。いくら今の収入が安定しているからといって、安心してはいけません。
結婚をするのであれば、いつも頭には「もしも」を想定しておきましょう。お金が無いと困ることは多々ありますが、お金があって困ることはそうそうありません。

専業主婦になることに少し不安を覚えたそこのアナタ。結婚後や老後に備えるために、風俗バイトで今から貯金しませんか？
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昔は風俗といえば借金返済などのイメージがありましたが、現代では、「今よりちょっと贅沢な生活をしたい」というライトな理由から、業界未経験でも風俗バイトを選ぶ女性がたくさんいらっしゃいます。
いつ何が起きるかわからないのが人生です。自分の身は自分で守るために、専業主婦になる前にしっかりと稼いで、しっかりと貯金をしておくことをオススメします。

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